６月ツーリング・レポート
６月２７日,朝７時集合は少々つらい。前から問題だったのは天気だったが、当日はまさかの晴天に恵まれた。
７時２０分出発、参加者１１台/見送り２台。女性参加者山口さん、初参加！
宮が瀬から都留に出て、２０号の笹子トンネルを抜けたところにある,道の駅で最初の休憩。ここまで、約１００キ
ロ、しかもほとんどがワインディング、２時間走りどおし。疲れたので少々長めの休憩をとる。勝沼で中央高速に乗
る。小淵沢の出口で待ち合わせ。高速に入った瞬間、私（セロー）を置いてさっさと行ってしまった。政さんだけ付
き合ってくれた。私は１００キロくらいは出さないと政氏に悪いので頑張って走った。政氏は「１００キロ巡航は
楽でいいね」などと、無線でしゃべっていたが、セローにとって１００キロ巡航は大変辛いのである。
３０分位で小淵沢に着く。みんなが待っていた。と思ったら一人まだ着いていない。その名はホーネット岩崎君であ
る。どうしたんだと思ったら私の携帯が鳴る。岩崎君からだった「すいません。今、諏訪南インターにいます。通り過
ぎてしまいました」。「何だと、分かったそれじゃ麦草峠で待ち合わせしよう」「わかりました」。
気を取り直して、我々は２９９号麦草峠に向けて出発した。先導はMさんにお願いした。無茶苦茶マニアックなル
トだったが眺めは最高だった。まるで北海道を走っているようだった。途中ガスを補給。先導を交代した。
交代した私だったが、ほとんどこのあたりの道を知らず、いつのまにか道を間違ってしまった。「ごめん，Ｕターンし
てわるいわるい」。次の瞬間まさかのMさん立ちゴケ事件発生！しかも、ブレーキレバー破損。
M氏はツーリングを断念、帰ることにした。我々は、またも気を取り直して、岩崎君が待ってくれていると思う麦
草峠を目指した。今度こそは道を間違えずに２９９号メルヘン街道に入った。だんだんと標高が高くなると、雲行き
があやしくなり、ついに雨が降り出した。雨具を着て峠を目指す。岩崎君と再会、岩崎君いわく「早く来て下さいよ、
寒さで凍え死にそうでしたよ」「ごめんごめん、でもおまえが悪いんだぞ」
麦草峠にて
寒さと雨でさっさと峠を下る。白駒池にも行きたかったが断念。標高が低くなると、晴れてきた、今度は熱くてしょう
がない。雨具を脱ぐ為に小休憩、「腹減った」。すでに１時半を過ぎている。その時携帯に電話が鳴った。M氏か
らだった。近くのバイク屋で修理をしてもらい。我々を追っかけてきたらしい。「凄い、ツーリングへの執念」しかも本
当に再会できた。まさかの生還。「飯食おう」どこにする。政氏推薦のレストランに向かうことにする。なんでも、
昨年食べたレストランがとても美味しくてそこに行こうということになった。少々時間がかかったが、何とか食事にあ
りつけた。すでに２時をすぎている。
うまい！これはお腹がすいているからだけではない。「空腹は最高のスパイス」と政氏が言う。私はハンバーグ
政氏は味噌カツを注文した。
お腹がいっぱいになったところで、出発することにした。ところが、KURA氏「腰が痛いので帰る」と言い出す。もうお
年なんですね。ではなくて、以前傷めたのが完治していないそうだ。
それから我々は、信州峠を通り、クリスタルラインに入る。みずがき山が綺麗だった。クリスタルラインは狭いけど
セローには最高に楽しい道、眺めもいい、今度また、ゆっくりと来たい道だった。塩山で休憩・給油、そこで、勝沼イ
ンターで二手に分かれることに決まる。お疲れの方が多く高速で帰ることを希望する方が多い。クリスタルラインで
疲労が増大したようだ。
クリスタルラインにて
私を含め５名は、いつもの秋山経由で帰路につく、厚木についたのは８時半頃だった。走行距離４３０キロ位にも
及んだ。今年最高の走行距離だった。（報告者 林道の伝道使）
